いろいろ試験的な

あれこれを置く場所

「調声」VOCALOID6(YAMAHA)【ボカロチェンジャー】

少しだけYAMAHA VOCALOID6のつづきです。

今日時点で試用期間残り12日となっていますので、試したいことだけちょろっとやってみました。

 

Vocalo Changer

という面白い機能があったので試してみました。

 

「ボカロチェンジャー」という名前のとおり、人の歌声をボーカロイドに変えてくれるんですね。

 

調声はボーカロイドの声を人間の歌声に近づけるのが目的ですから、人間の歌声をボカロに変換できるならそんな近道はありません。

 

以下やってみた手順です。

 

人のソロの歌声をwaveファイルで読み込む

これは自分で歌うとか歌ってもらうとか、あらかじめ準備しないといけないですね。自分じゃ歌えないので、伴奏なしで1人で歌っている音声を見つけるのは結構大変でしたw

ほんの2フレーズですが、読み込みました。

 

インストールされている歌声から変換したいものを選ぶ

(i)のボタンでインスペクタを出すと、表示されるパネル。

今回はAKITOを選びました。

 

変換中のインジケータで少し待たされます。

 

実際の変化

変換後の波形

 

こちらは変換前

 

ボカロの声のほうが波形がくっきりしてますね。くっきり=何を意味するのかは専門家じゃないのでわからないですが。

 

許可を得ているものではないので、実際の音声は残念ながら載せられません。(まさかの許可を得てみようか?イヤイヤイヤ〜それはないでしょう)

 

ただ、とても歌の上手な方で、しゃくりや息遣い、ビブラートの他にもちょっとした機微が感じられるニュアンスのある歌声が、ほぼそっくりそのまま、ボカロの声になっています。

 

ただただ驚きでした。あの難しい煩雑な作業はなんだったんだろう的な。

 

歌が上手な人なら、ボカロにこう歌わせたい、と思った通りに自分で歌ったものを読み込ませればいいのですよね。なんかすごく簡単じゃありませんか?

 

この辺、さすが音楽関連のAIを研究されている YAMAHAさん、という感じがしました。

 

あの待たされている間に、このパソコンでどんな波形処理が行われているのだろうか?って考えると知りたくなりますよね。企業秘密なんだろうな。

 

いや、もしかすると論文になってるかもしれないですね。

 

 

・・というわけで、機能をひとつ試してみたメモでした。

 

本当はピアプロの試用期間も残り2週間切っているので、早く試さないといけないんですが、なんか寄り道してしまっていけませんね。