「調声」初音ミクV4XとPiaPro Studio(クリプトン)(1)
つづきです。今回はクリプトンさんの音声合成ソフトの試用メモです。
今回はダウンロード&インストールするところまでです。
目次
初音ミクV4XとPiaPro Studio
体験版の「初音ミクV4X」ソフト音源(音声ライブラリ)と、体験版の「Piapro Studio」というボーカルエディタ(音声合成ソフト)は、クリプトン・フューチャー・メディアさんの製品です。この2つはセットで配布されています。
クリプトンさんにはV4X以外にNTという製品もあるようなのですが、NTのボーカロイド音源とエディタは、他の製品との互換性がないらしいので注意です。購入される方はよく調べてからのほうがよいです。
最初馴染まなかったのは、PiaPro Studio が独立したアプリではなかったということです。
位置付けとしては「DAWのプラグイン」なので、アプリケーションとしての実体はありません(少なくともアプリケーションフォルダにはない)。
起動はDAWの中から行い、DAWと連動させて使うもののようです。
ダウンロートとインストール
起動から基本的な使い方までは、チュートリアルがあります。操作を覚えるには、第1章、音を出すところから順番に進んでいくのが吉。
初音ミクV4XとPiaPro Studioは、クリプトンさんの製品なのですが、体験版はダウンロード専用サイト「SONICWIRE」から入手します。
私は最初間違ってクリプトンさんのサイトから入手しようとしてしまいました。クリプトンさんとSONICWIREさんは、ユーザアカウントも別になりますのでそこも注意点。
ダウンロードはこちらから。
ソフト音源 「HATSUNE MIKU V4X TRIAL」 | SONICWIRE
Macの場合、ダウンロードされるのは
- HATSUNE_MIKU_V4X_Original_DEMO_Mac
というフォルダ。
その中に、ミクさんとPiaPro Studioのインストーラがそれぞれ入っています。
初音ミク体験版のインストール
ミクさん体験版のインストール方法は、こちらのサイトの「初音ミク体験版のダウンロード」の章を参考にさせていただきました。とても分かりやすかったです。(ありがとうございます)
続いて
PiaProStudioのインストール
これはWindows版ですが、Mac版もこれを参考にインストールできました。
たいがいの解説サイトでは、DAWとしてクリプトン推奨?の「Studio One」の導入方法も一緒に説明していますが、私は代わりにAppleの「GarageBand」を使いますので飛ばします。
GarageBandはAppStoreから無料でダウンロード&インストールできます。
以上の2つのインストール作業をすることで、ミクちゃんの声データをPiaProから使えるようになるようです。
このインストール後、YAMAHAのVOCALOID6からもミクちゃんの声を選択できたのですが、その辺の仕組みはよくわかりません。
先日書いた記事より、
↓ VOCALOID6 のインスペクタで、ミクさんの声を選べます。
今回はここまでです。
次回は起動〜編集まで。